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2014/12/21
子供同士
子供同士で遊びの中から学ぶことの機会が少なくなってきていることを実感しています。
集団遊びができない。
自分達の独自のルールが作れない。
異年齢と一緒に遊ぶことができない。
上が下の面倒を見れない。
さみしい場面を見ることがよくありますが、先日、気になったことがありました。
大きい子が年下の子とぶつかりました。
年下の子は、大きい子に飛ばされ、泣きました。
でも、大きい子は、自分のことばかり、泣いている年下の子に一切関心がいかないのです。
そして、泣いている子に対して、周りも誰も何もしないのです。というか無関心なのです。自分には関係がないといったところです。
その子は、言い訳と大人の顔色を伺うばかり。
「叱らないから… 大丈夫だよ、、、」
普段の環境がその子をそうさせているのだと感じました。
こういうときこそ、子供同士で問題を解決しないといけないのだろうけど、、、大人が入るまでのことではないはずなのに。
集団遊びが少くなった環境。
背景にあるのは色んな問題もあると思います。
少子化などの社会情勢の変化、不審者の多発…。
せっかく、サッカーをしているときくらいは、年齢や色んな違いのくくりを超えて、みんなで学べる良い環境を作り上げたい。
子供同士で刺激し合い、揉まれ、その中で得た、経験や体験は、周りの大人が何度も何度も言い続けることよりもずっと早くしっかり身につくことでしょう。
子供たちには、ぜひ生きた体験を。
大人が子供にしてあげられることは、本当はそんなに多くは必要ないと思います。
子供同士でやれることは、大人の力を貸さずに見守りたいです。