お知らせとスタッフ日記

2011/10/21

聞くと伝える


「聞いていますか?こどもの心 伝えていますか?あなたの気持ち」という研修会に行ってきました。小学校や中学校の保護者を対象にあったものです。少し内容をお話しますね。

「親であることは、一つの重要な職業である。しかし未だかつて子どものために、この職業の適性検査が行われたことがない。」Byバーナード・ショウ

「子どもが言うことを聞かないんです。」と子どもが・・・という前にまず自分の気持ちを整理しましょう。本当に子どもの気持ちをわかってあげていますか?またあなた自身の気持ちを子どもにきちんと伝えていますか?というような内容でした。

でもよく叱ったり、つい感情的に怒ったりしますよね。そりゃあ毎日の生活に追われてますので、そんな余裕あったらしてるわよ。という方もいらっしゃるでしょう。またこんな時どういうふうにしたらいいのかわからない方もいらっしゃるでしょう。

ちょっと気をつけたい会話の仕方・・・・例えば「呼んだら返事しなさい」とか「さっさとお風呂に入りなさい」などよく言うセリフです。これに対して子どもの反応は、反抗期になると無視または「うるさい!」゛怒り゛とは第二次感情と言われ、前に第一感情である原因が必ずあります。心配・不安・悲しみ・恐怖・拒絶・無力などなどイライラの原因が何なのか。子どもが言うことをきかない原因、また自分が子どもに対してイライラして言ってしまった原因理由を考えて、まずは、聞く→共感する→自分の気持ちを伝えるといった三部構成で会話を心がける。といったところです。

普段考えて会話するのも疲れますので、ここぞと言う時には頭の片隅にでも入れておくと大惨事にはならないかも。親子関係だけのことではないですよね。人間関係を維持するのに会話はとても大切で難しいです。