サッカー教室のコンディショニング

 

こんにちは!近隣の整形外科にて、理学療法士をしています永野と申します。

 

今回、松永さんよりコンディショニングという立場からの話をしてもらいたいとのお話を頂きましたので不躾ながらお話をさせて頂きたいと思います。現在、私が勤務している病院には、様々なスポーツ選手が来院されています。その中でサッカー選手は1020%という割合で、10歳~20歳台と幅広い年齢層の選手が何らかの痛みを訴えて来院されています。その障害の割合としては下肢障害がほとんどで、捻挫や靭帯損傷、疲労骨折などを受傷して来院されます。病院にて理学療法士として行っていることは、治療や再発防止のためのストレッチング・アイシング、競技特性に合わせた動作指導が中心です。私は以前、ジュニア野球チームのメディカルサポートに同行していましたが、そこで数十チームの少年野球選手のメディカルチェックを行ったところ、ストレッチやアイシングなどを行えている選手の割合は3割程度で、怪我をした経験のある選手は圧倒的にストレッチやアイシングを行えていない状況でした。

 

日本のサッカーにおいて、1993年のJリーグ発足以来、競技人口は増え、2011年度には約100万人が日本サッカー協会に登録されています。その反面、競技人口の増加に伴い、スポーツ外傷・障害の発生も多くなっています。日本サッカー協会のトレセン制度に所属するU-12(12歳以下)U-14(14歳以下)U-17(17歳以下)の外傷・障害調査によると、どの年代の選手も下肢障害が7080%を占めています。

  

 スポーツ選手に障害や外傷はつきものであると言われていますが、実際に受傷した選手と接すると、大事な時期に発症し、つらい思いをしていることが多々見受けられ、出来るだけ障害や外傷を起こさない体づくりが大切ではないかと考えています。各種障害や肉ばなれ、捻挫などは身体機能を変えてやることで受傷しにくい身体になりますし、外傷とくに接触プレーでの受傷においても、身体機能を高めることで、その回避につなげることが出来ると考えています。競技は違いますが、野球のイチロー選手の言葉に「怪我をしてから治す人がほとんどですが、大切なのは怪我をしないように普段から調整することです。怪我をしてからでは遅いのです。」という言葉があります。この言葉のとおり、事前にしっかりと準備をしておくことが、障害や外傷を引き起こさない、ひいてはスキル面の向上に繋がり、よいプレーにもつながっていくものと思います。

 

 今回、松永さんからスポーツ障害撲滅の啓蒙活動の機会を頂きましたので、今後、ストレッチ方法・身体バランス調整・体の使い方など、お話できたらと思います。PDFファイルを開く

※わかりやすく、見やすくなっています。ぜひパソコンでPDF資料をご覧ください。



【永野先生プロフィール】

名前 永野 章雄(ナガノ アキオ)

年齢 35歳

経歴 H15.3 帝京大学福岡医療技術専門学校卒業

    H15.4 森整形外科医院(福岡県みやま市)入職

    H20.3 同退職

     H20.4 医療法人せいすい会 あそうだ整形外科クリニック
          (熊本市北区麻生田)入職

資格 ファンクショナルテーピング(FTA)4級
    ファンクショナルインソール(FOI)3級
    スポーツ選手のためのアスレチックリハビリテーション研究会A会員